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内部被曝の最新知見と食品の放射能汚染の実態

コードNo. 91128
開催日時 2011年12月16日(金)10:00〜16:30
会 場 家の光会館「コンベンションホール」【案内図
受講料 29,400円(28,000円+税)→ webからの申込みなら27,930円(26,600円+税)
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ここが聴きどころ!

指弾される当事者の“情報隠し”と対をなす原発震災後の一見怒濤のようなマスコミ、ネットでの情報洪水…。しかし、それでも福島原発事故による被害と食品汚染の全容は未だ明らかではなく、政府の「事故調査・検証委員会」(委員長:畑村洋太郎 東京大学名誉教授)の中間報告が12月下旬にやっと発表される状況です。こうした中、厚生労働省がいよいよ食品の暫定規制値の見直しに入ります。

重大事故から9ヵ月の地点だから分かること、言えることがあります。国民の命を育む食品産業の皆様に放射能汚染に関わる下記の必須情報をお伝えしたいと願い、私たち食品産業戦略研究所はこのたびの特別研修会を計画致しました。
  1. 放射射能の内部被曝による人体影響の最新知見
  2.  
  3. 農畜産物の放射性物質汚染の実態と内部被曝の防護法
  4.  
  5. 魚介類の放射性物質汚染の実態と見通し
  6.     
  7. 飲用水の自然環境と放射能汚染の実態および予測
冒頭にご講演される朝長万左男先生(日本赤十字社長崎原爆病院病院長)は、自ら長崎で被曝されましたが、現在も被爆者医療の最前線でご活躍されており、チェルノブイリや福島原発事故では医療支援等に従事されました。政府の「水道水における放射性物質対策検討会」委員、核戦争防止医師会議IPPNW全地域代表理事としても精力的に活動されております。豊富な臨床経験に基づき、焦眉の課題である内部被曝実態を提示して戴きます。

 佐藤 至先生(岩手大学農学部准教授)は「化学物質の毒性ならびに放射線内部被曝の防護」を研究テーマとする獣医学博士です。『獣医公衆衛生学実習』(2010年)、『獣医公衆衛生学 第3版』(2004年)等の著書があり、本講演では内部被曝の推定を含め農畜産物の放射性物質汚染の実態を明らかにして戴きます。

 石丸 隆先生(東京海洋大学海洋科学部教授)は、NHK「クローズアップ現代:広がる漁業被害」(2011年4月18日放送)に出演されておりご覧になった方も多いと存じます。「海洋プランクトンの生態学的研究」がご専門で、自ら海洋大の練習船「海鷹丸」で海産生物への放射能の移行実態を調査されており、今回最新のデータをご発表戴きます。

 丸井敦尚先生(産業技術総合研究所 地下水研究グループ長)は、福島第一原発から放出された放射性物質による福島県内の地下水の流れを解析した地下水汚染シミュレーションを先頃発表され大変反響を呼びました。本講演では、最新データにもとづき河川水の流出解析や地下水の流動解析結果をご紹介戴き、飲用水の汚染が今後どう変化するのかを推定して戴きます。

最近政府の放射線審議会基本部会(第41回)が被曝線量の緩和を認める提言を行うとの報道(2011年10月6日 共同通信)があり、規制値の行方は依然として予断を許しません。本研修会は、大きく動きつつある行政施策を背景に、集積された知見から食品の放射能汚染対策の行方と実務課題を提示する、画期的な会合になるものと確信しております。
 皆様の積極的なご参加を期待する次第です。

◆開催プログラム

  1. 放射能の内部被曝による人体影響の最近の知見

(10:30〜11:40)

朝長 万左男
日本赤十字社長崎原爆病院
病院長
放射性物質で汚染された食物・水・ミルクなどの摂取、また放射線物質のガス・粒子を含む空気の吸入によって、放射性物質が一定の臓器(甲状腺や骨など)に蓄積し、身体の細胞に放射線による傷害を与えることを内部被曝とよぶ。内部被曝による健康影響の典型は、チェルノブイリ事故の子供達に見られた7,000例に達する甲状腺癌である。フクシマはどうか? 内部被曝の実態について、内外の知見をまとめ、外部被曝とも比較して提示する。

<11:30〜12:30 ランチブレイク>

  1. 農畜産物の放射性汚染物質の実態と内部被曝の防護法

(12:30〜13:40)

佐藤 至
岩手大学農学部獣医公衆衛生学教室
准教授
福島第一原子力発電所の事故によって、広島・長崎の原爆をも上回る大量の放射性物質が環境中に放出され、関東・東北の広い地域で農畜産物の放射能汚染が引き起こされています。講演では,農畜産物の放射能汚染の状況、食品の放射能規制の考え方と食品安全委員会によるリスク評価、汚染食品の摂取による内部被曝の推定とその防護のための方策などについてお話しします。

<休憩10分>

  1. 魚介類の放射性物質汚染の実態

(13:50〜15:00)

石丸 隆
東京海洋大学海洋科学部 教授
福島第一原子力発電所の事故により海洋に放出された放射性物質は、海水から直接取り込まれて、あるいはプランクトン、小型底生生物等の餌生物を経由した食物連鎖を経て、魚介類に移行した。魚介類の高濃度の汚染は、当初は岸近くに分布する小型魚類や海藻、貝等にまず現れ、次第に大型の魚類、特に底魚類に移行した。本講演では、事故から9カ月を経た時点での汚染の広がりの実態や移行のプロセス、沈静化の見通し等について報告する。

<15:00〜15:20 コーヒーブレイク>

  1. 飲用水の自然環境と放射能汚染

(15:20〜16:30)

丸井 敦尚
独立行政法人産業技術総合研究所地圏資源環境研究部門 地下水研究グループ長
我が国では飲用水の全てを天然起源の河川水や地下水に頼っている。誰もが知るように、今回の原発事故は天然環境下の“水資源”を汚染した。講演では現在の汚染状況を確認し、同時に地下水や河川水の起源や滞留時間などを報告する(降雨としてもたらされた水が私たちの手元に届くまでの経路と時間を確認する)。さらに、河川水の流出解析や地下水の流動解析の結果を紹介して、今後水の環境(汚染)がどう変化してゆくのかを推定する。


【参加規定】
■ 受講料(1名につき)
29,400円(28,000円+税)→ webからの申込みなら27,930円(26,600円+税)
■ 定員
100名(定員に達し次第、お申込みを締め切らせていただきます。)
■会場
家の光会館「コンベンションホール」【案内図
〒162-0826 東京都新宿区市谷船河原町11  電話 03(3260)4791

【申込方法・その他】

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