-
工場点検時の着眼点と点検者に求められるもの~国内外の工場点検を通して獲得したこと
|
(10:00~12:00) |
佐藤 邦裕 氏
日本生活協同組合連合会 生鮮・運営本部 開発管理部 工場点検グループ/日本獣医生命科学大学 非常勤講師(工場衛生学)
【講演の狙い】
工場点検の目的は製造環境や工程管理状況の把握や評価など様々である。 目的に応じた点検記録フォーマットも種々考案、運用されている。
日本生協連が日常的に実施している製造委託先への点検活動を紹介しながら、確実な改善実現のための創意や工夫について考えてみる。
<12:00~12:50 ランチブレイク>
-
工場点検の実際(1):委託先の点検
|
(12:50~14:50) |
中村 優 氏
(株)パル・ミート 品質管理部
【講演の狙い】
株式会社パル・ミートは生協パルシステム連合会の関連子会社で、食肉及び肉加工品の製造と販売を、加工委託先の協力で行っています。
委託先の点検をどのようなところを重点に実施しているか、工場点検(監査・製造点検)の中で実際にあった事例を写真紹介と併せて、具体的な点検のポイントを理解いただきます。
<14:50~15:00 コーヒーブレイク>
-
工場点検の実際(2):カルビーグループ工場の点検
|
(15:00~17:00) |
子林 勝義 氏
カルビー(株)品質保証部 部長
【講演の狙い】
食品安全レベルの維持向上のために、「ISO9001」、「HACCP」をはじめいろいろな手法、システムに取り組みそれを実践しているつもりでも、なかなか成果が現われてこないのが各事業者の実態ではないだろうか。
当社もその悩みを持つ企業の一つであるが、そのような工場での実活動の「できばえ」を確認・点検する自社の事例をご紹介する。
演習指導
大音 稔
氏
イカリ消毒(株)CLT研究所 所長
塩田 智哉
氏
イカリ消毒(株)CLT研究所 主任研究員
課長
4.1 ワークショップオリエンテーション(9:30~9:45)
ワークショップの趣旨・狙いを解説します。
4.2 演習1:問題点の発見~なぜダメ分析(9:45~11:00)
工場の現場点検時に、どのような状態を「問題」としてとらえ、指摘をするのか?問題点の評価とその理由を分析します。
<休憩10分>
4.3 演習2:問題点の要因分析~なぜなぜ分析~(11:10~12:30)
現象面の指摘にとどまらず、起きている要因に対する指摘をしなければ、工場点検の意味は半減する。 その要因分析を体感・訓練していただきます。
<12:30~13:20 ランチブレイク>
4.4 演習3:工場点検結果の分析・評価と報告(13:20~15:15)
仮想工場での工場点検結果から、工場の問題・不具合を分析評価し、被点検者への報告をロールプレイしていただきます。
<15:15~15:30 コーヒーブレイク>
-
演習総括:工場点検ワークショップを実際の現場で活かすには
|
(15:30~16:00) |
大音 稔 氏
イカリ消毒(株)CLT研究所 所長
ワークショップの内容を総括し、実際の工場点検の現場への取り入れ方や活かし方を考察します。
司会:江藤 諮 氏
イカリ消毒(株)常務取締役 営業統括部長
予め受講生に配付した質問票をもとに、質問の回答を会場の参加者に呼びかけ、全体で意見交換を行います。
同時に講師陣と受講生の経験交流に留意し、今後の行動指針の一助とします。